首都圏7電鉄(JR東日本、東京メトロ、東急、小田急、京王、西武、東武)の交通広告出稿統計から、交通広告の“今”を読みます。 

2024年1月の出稿をみてみると、全体で最も出稿が多かったのは「マイナビ」でした。前年同月も2位でしたので、例年通りという状況かと思います。

一方、2位「ブシロード」は前年上位50位圏外からのランクイン、3位「プログリット」は出稿無しからのランクインでした。上位50社で見ても、圏外・出稿無しからのランクインが21社と4割を占めています。アフターコロナへとシフトする中で、生活様式が変化した部分もあると思いますが、そうした生活者・移動者の変化に影響を受けている可能性も推察します。

車両・駅別にみてみますと、駅においては1位「ワンダシネマスゲームス」(聖闘士星矢レジェンドオブジャスティス(ゲームアプリ))、2位「ヨースター」(ブルーアーカイブ(ゲームアプリ)、アークナイツ(ゲームアプリ))とゲームコンテンツがTOP2を占めました。いずれも大型インパクト・ジャック展開を中心に世界観を表現した展開を行っていました。駅メディアはコロナ禍おいても同種の展開を中心に多くの広告主様に活用頂いておりましたが、改めてコンテンツ訴求との相性の良さを感じた出稿でした。 

※データ出所:エム・アール・エス広告調査『MRS交通広告データ集計システム」より(ランキングは正価ベースの媒体費にて算出) 

当社では、こうした交通広告データのほかに、豊富な事例写真のストックや媒体社取材情報など様々なOOHの“今”がわかる資料を保有しております。少しでも興味をお持ちいただいた方は遠慮なくお問合せフォームよりご連絡くださいませ。