弊社では毎年「写真で振り返るOOH」と題して、その年のOOH(交通広告・屋外広告)事例・トピックスを振り返る資料を作成しています。2025年を迎えて早1ヶ月が経過しましたが、昨年1年間を振り返った資料が完成しました。本日はその資料について、ご紹介いたします。もし、お読みになって資料に興味をお持ちいただいた方は、お問合せフォームまでご連絡くださいませ。
※同業社・競合関係にある会社など、当社にて不適と判断した場合には資料のご案内ができない場合がございます。
《資料の内容》
2024年は元旦の能登半島地震にはじまり、旅客機事故など暗い幕開けとなりました。日常生活においては、旅客需要の復活や訪日客の増加など、コロナ禍からの復活が明確になった印象です。一方で、空前の円安、物価高、2024年問題(ドライバー不足)、少子化進行など生活者を取り巻く環境はコロナ以外の要因で不透明な状況にあると考えます。
身近な暮らしだけでなく、世界に目を向けてみても2023年より続くロシアによるウクライナ侵攻や、イスラエル・ガザ紛争など不安定な国際情勢が続く状況にあります。また、米国ではトランプ前大統領の返り咲きが決まり「またトラ」に注目が集まります。アジアでは12月に韓国の尹(ユン)大統領の弾劾訴追が可決されるなど、激動の年末となりました。
OOH広告(交通広告・屋外広告)を取り巻く環境も、ようやく在りし日の姿に戻りつつあるように感じます。しかし、コロナ期間中に5Gの普及、有料動画配信サービスの広がりなど “移動者の目線”を取り巻く環境は大きく変化をしました。
そうした中、戻ってきた移動者に対するOOH展開においては、より高い視認を求めて、「+α」の工夫を凝らした展開が多くみられると感じます。3Dやジャック展開など媒体の工夫もさることながら、特殊素材や立体化、ピールオフ展開など様々な工夫を凝らした展開が増えているように思います。
また、“移動者の目線”を捉えている、という意味においては広告効果の可視化・説明責任も求められるようになっています。アイディア・企画とデータ整備、両面で真価が問われる状況が続きます。
このように、アイディア・企画による工夫とデータの充実化が求められるOOH(交通広告・屋外広告)市場においては、私たち自身も「OOHの専門家」として知識を日々アップデートしていくことが大切だと感じます。
当社では、今回ご紹介した資料のほかに、媒体社取材に基づく独自の動態把握・豊富な事例写真のストックなど、様々なOOH(交通広告・屋外広告)の“今”がわかる資料を保有しております。
少しでも興味をお持ちいただいた方は遠慮なくお問合せフォームまでご連絡くださいませ。
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写真で振り返るOOH2024年資料完成